Sweet_Memory_2020-2021
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自然の素材を存分に生かした、古のモノづくりを今にRevival of an ancient manufacturingthat makes full use of natural materialsTHE REASON神社でもよく見かける大きな楠。木全体から香りを放っていることから、臭し(くすし)と呼ばれ、楠(くすのき)の語原ともいわれています。日本人に馴染み深いこの木は、古くから“虫除けの木”として、生活に欠かせないものだったのです。楠を使った建材には、どうしても端材が生まれます。もったいないと思っていた三代目現・中村光予子社長は、先代の社長が楠の持つ、消臭や防虫効果を生かした防虫剤を開発したのにモノづくりに火がついたのです。そのモノづくりは、楠一本から生かせるものをふんだんに使い尽くし、また、たくさんの工程を経ながら愛情深く作られていくのでした。自然素材を残すところなく生かして使う、それは、たゆまない研究と工夫を重ねていかなくては成しえないことでもあります。技術革新に思いを重ね、木を生かしていく画期的なモノづくり。THE 17 GOALSSPECIAL ISSUEHYAKUSEN JOURNAL特 集強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る持続可能な消費と生産のパターンを確保する陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図るS7

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